一般的なヘアカラー

「白髪染め」白髪を染めて目立たなくさせるもの

「おしゃれ染め」黒髪を自分の好みの色に染めるもの

どちらも髪色を染めるという基本的な要素に変わりはありません。「白髪染め」と「おしゃれ染め」では髪色を脱色するブリーチ力や、髪を染める染毛力が異なります。白髪染めは染毛力が強いので、黒髪も白髪も同じように染めることが可能ですが、染毛力の弱いおしゃれ染めで白髪をきれいに染めることはできません。

 


◆白髪染めとおしゃれ染めの違い

「白髪染め」…どのカラーでも染毛力が強く、白髪だけでなく黒髪もきれいに染める効果を持っていますが、ブリーチ力に関しては明るめのカラー(1~5番)が非常に強力であるのに対し、暗めのカラー(6、7番)はブリーチ力が弱めになっています。

「おしゃれ染め」…明るめ・暗め双方ともブリーチ力が強い反面、白髪染めよりも染毛力が弱い仕様。ただし、おしゃれ染めの色を黒髪に戻す『髪色戻し』に関しては、通常のおしゃれ染めとは正反対に、ブリーチ力が低く、染毛力が高めに作られています。

お好みの髪色の明暗によってブリーチ力の強弱が異なっていること。白髪をきれいに染めるには、ブリーチ力の強弱ではなく、染毛力の強さが必要不可欠です。

 

◆ヘアカラーのメカニズム
「白髪染め」と「おしゃれ染め」は染毛力は違うが、基本的なメカニズムは同じ!

「白髪染め」と「おしゃれ染め」

①どちらも1剤(酸化染料・アルカリ剤)と2剤(酸化剤)を混ぜ合わせて作る酸化染料型が主流。酸化染料を髪に塗布すると、1剤に含まれるアルカリ剤が髪のキューティクルを開き、そこに酸化染料を染みこませると、2剤の酸化剤が、髪の色素であるメラニン色素を脱色し、かわりに染料を発色させます。
②発色した酸化染料は分子同士が結合して大きくなり、キューティクルから出られない。その後、キューティクルが元通りに閉じ、色が定着。
*髪の内部にまで染料を染みこませるので、一度で髪をきれいに染められるほか、色持ちがよく、2~3ヶ月ほど効果を維持することが可能。


本当は怖いヘアカラー

◆ヘアカラーの害
ヘアカラーの致死量と毒性
ほとんどのヘアカラーに含まれるパラフェニレンジアミンは致死量が10gで、皮膚や肺から速やかに吸収されるということです。
以上参考:「染色剤(ヘアダイ・ヘアカラー)」((財)日本中毒情報センターより)

 スーダンのハルツーム大学のハシムらによる1992年に発表した報告では、31例のパラフェニレンジアミン中毒の症例のうち殺人目的が3例あったそうです。その前の文章を読むとこれは、パラフェニレンジアミンを含むヘナによる殺人というふうに読めます。(出典:ヘアダイが健康に及ぼす影響(角田和彦(坂総合病院小児科医長);食べもの通信 2001年11月号掲載)
 フィンランドでは、パラフェニレンジアミンの一般目的での使用自体が禁止されているということです。髪を染めている途中、使用していたブラックヘナにより急死したスリランカの歌手の事例もあります。フランスでは、ヘアダイによる自殺の事例があるそうです。(出典:危険な毛染め剤(別処珠樹;月刊『生活と環境』 03年5月号掲載))
 死亡にまで至らなくても、こういった毒性の強い物質が頭皮を通して体内に取り込まれるわけですね。

◆ヘアカラーによる健康障害
ヘアカラーによる健康障害については、アレルギーの専門家である坂総合病院小児科医長角田和彦氏のページ「ヘアダイが健康に及ぼす影響」(食べもの通信 2001年11月号掲載)が一般人向けで分かりやすく、総合的で、かつ信頼ができると思います。(角田先生のサイトトップはこちら。アレルギーについて分かりやすく解説されています。)それによると、ヘアカラー使用によって起こりうる症状・病気として次のようなものが挙げられています。

 アナフィラキシー(急性のショック症状で非常に危険)
 接触性皮膚炎
 結膜炎
 気管支喘息
 腎臓障害
 貧血
 発ガン性

特にカラーリングを職業とする美容師の間で健康被害が広がっているそうです。皮膚炎についてはいろいろ情報がありますが、貧血やショック症状もあるんですね。


◆ヘアカラーは環境ホルモン
 特定非営利活動法人・日本子孫基金の依頼で北里研究所病院臨床環境医学センターの坂部貢部長が研究を行いました。市販のカラーリング剤3種類を通常髪に塗る濃度の1/100万~1/1000億に薄めて乳ガン細胞に加えたところ、3種類のカラーリング剤全てが乳ガン剤を増殖させたそうです。その割合は、最小で10%、最大で40%だそうです。これがカラーリング剤の環境ホルモン作用だと言うことです。体毛を剃った雌のラットに1/10に薄めたカラーリング剤を塗布して14日間観察したところ、免疫系に異常をもたらすタンパク質が最大で1.7倍発生していたそうです。免疫系が異常になると病気にかかりやすくなり、ガン細胞への抵抗も弱まります。また、雌のマウスにヘアカラーを塗る実験では、マウスの子宮全体が萎縮する現象が観察されたということです。これらの研究結果は、日本子孫基金発行の月刊誌「食品と暮らしの安全」(2002年6月号)で発表されています。なお、本来ならこの雑誌記事から直接紹介すべきですが、子育ての医学情報「ヘアカラーの注意点を知って下さい。」(文・恵志泰成 監修・中原英臣;小学館)
の記事から紹介しています。
 なお、上のページでは、ひきつづいて、「妊婦や子供は使用しないのが鉄則」としています。
理由は、カラーリング剤が妊娠中の女性の体内に取り込まれると、
環境ホルモン作用によって胎児の性的機能の発達に影響が出たり免疫系に異常が出る可能性があるからです。
 さらに、環境ホルモンは不妊の可能性を高める可能性があるということで、妊娠を望む若い女性もカラーリングは避けるべきだとしています。長期間繰り返して使用したときの毒性もよく分かっていないとのことです。
 以下はwindの感想です:有毒物質は環境に放出されると生物濃縮により高濃度で人間の体内に取り込まれる危険性があります。
毎日美容院から排出される大量のカラーリング剤がまわり回って、カラーリングをしていない人の健康をむしばんでいる可能性もあるわけです。

◆ヘアカラーによる皮膚炎
ヘアカラーは皮膚炎の原因になります。国民生活センターに寄せられた、染髪に関する苦情や相談は、
1998年99件
1999年120件
2000年190件
と増え続けていると言うことです。具体的な事例では
「カラーリングしたら顔や首が赤くはれ、しっしんが出た」(23歳女性)
「髪がゴムのようにボロボロになった」(26歳女性)
などがあるそうです。
(以上参考:西日本新聞社「カラーリング 肌や髪のトラブル増加」)
 ヘアカラーに対するアレルギーがなくても、繰り返しカラーリングすることである日突然アレルギーが出ることがあので、カラーリングする時には毎回48時間前にパッチテストをする必要があるということです。

■ジアミン(染料)と妊婦

 

天然染料メーカーの営業の人から 火葬場で焼いた人の頭蓋骨が真っ黒になっていたという話を聞いて驚きました。

 

 妊娠中にヘアカラーをかけて良いものかどうかは、そのヘアカラーに使われている成分次第だと言えます。有害な成分が入っているようなヘアカラーであれば当然やめたほうがよいですし、安全であれば、妊婦の気分転換に、妊娠中にヘアカラーをしても決して悪い事ではないと思います。
 
実際妊娠中のヘアカラーが妊婦の身体に悪いかどうかと言えば、ヘアカラーに含まれるパラフェニレンジアミンと言う成分は、毒性があります。その致死量は10ぐうラムで、毒性としてはかなり弱いと言えますが、ヘアカラーをしている最中に死亡したというケースが、海外であり、フィンランドなどではパラフェニレンジアミンの使用を禁止されています。 まだパラフェニレンジアミンの毒性の研究は、日本では始まったばかりですが、少なくとも毒性があることはハッキリしていますから、妊娠中のヘアカラーは極力避けるべきでしょう。
 
よくインターネットの口コミ情報で、妊娠中のヘアカラーについて妊娠経験者が、安定期に入ってからヘアカラーをして大丈夫だった書いていますが、体験的なご意見で、医学的な根拠や、ヘアカラーに関する成分知識のない人の発言ですから、正直アテにはなりません。
 
パラフェニレンジアミンはほとんどのヘアカラーに含まれていますから、どの美容院へ行っても同じ事ですし、どのメーカーのヘアカラーを使っても危険性はあると言えます。パラフェニレンジアミンは特殊化学品と言われるもので、純然たる化学合成品と言うことになります。
 

今現在分かっているパラフェニレンジアミンの毒性は、アレルゲンとしての毒性があり、花粉症などのアレルギーがある妊婦は、妊娠中のヘアカラーによって急性アレルギー反応の一種であるアナフィラキシーを起こす危険性がある事が分かっています。妊婦がアナフィラキシーを起こした場合、貧血・メトヘモグロビン血症が起こると体内で低酸素症を起こし、胎児も低酸素状態になり、成長に著しい影響があるとされています。そのほかにもパラフェニレンジアミンは環境ホルモンとして、発ガン性があるばかりか、母体を通して胎児にまで影響を及ぼし、性的機能の発達に悪影響を及ぼしたり、免疫異常などさまざまな障害を引き起こす可能性が指摘されています。
 
妊婦にタバコは厳禁と言われていますが、同様に妊娠中のヘアカラーも厳禁されて然るべきでしょう。
妊娠してまでヘアカラーする女性の心理は、理解できる部分もありますが、胎児のことを思えば、慎むべきでしょう。
 

■合成界面活性剤

 

毛染めの薬液には、染まりを良くするためと、時間短縮を計るために合成界面活性剤という、皮膚の奥深くまで入り込み、血液にも浸透させてしまう恐ろしい薬品が含まれています。 その他にも、発ガン物質のアミン系の発色剤、甲状腺機能障害を起こしたことがあるレゾルシン、腎臓障害を引き起こす恐れがあるエデト酸塩、皮膚に障害を起こすパラベンやサルチル酸など数えきれないほどの有害物質が多く含まれていることにビックリさせられます。 環境ホルモンとして働く物質も検出されていて、体内に摂取されると内分泌作用を撹乱して、月経不順、子宮内膜症, 精子の減少、不妊といった生殖器障害や悪性腫瘍を引き起こす原因となっているのです。

髪の毛を染めるにはあまりにもリスクが大きいような気がします。

 

これらは、ヘアカラー剤だけではなく、シャンプーや化粧品にも当たり前のように入っている石油合成の化学薬品です。体に直接つけ、毎日使うものの中にもたくさん入っています。

自分の目で確かめて、使うか使わないかを決めるようにしたいですね。